輪違屋糸里

原作も読んでいないし、新選組*1にも詳しくないのでただのドラマの感想。
一番印象に残っているのは前編冒頭の小田茜さん。
美しさとあの凛とした雰囲気にのまれました。
これまで演技がうまいとか思ったことはなかったけど、とても素敵でした。
あとは、中嶋さんかな。お梅さんの狂気というか何とも言えない迫力はさすがでした。
そして、うえとあやちゃんは、切なさというのを表現するには幼かったのかも。
実年齢と演じた年齢と考えると決して幼くはないけれど
彼女のもつ雰囲気があまりにも可愛すぎて、感情移入するほどは入り込めずでした。
そして、「女たちの」というだけあって、対比される男の情けないこと。
というか糸里がなぜ、そこまで土方さんが好きなのかが理解できず。
小説はもう少し背景説明もあるのでしょうが、あの4時間では、伝わりませんでした。


そして、マルちゃん演じる沖田。
咳き込めば沖田か!とあからさまな脚本に若干ガッカリしつつ、どうせなら喀血も見たかった…!*2
演技的には恥ずかしくなるほどでもなく、意外とアリだったなーと*3
私の少ない知識での沖田イメージは無邪気な狂気というか、
自分の強さが嬉しくて笑いながら人を斬ってるくらいの感じだったので
マルちゃんのちょっとニュートラルな雰囲気は陽の部分ではまってたかなーと。
主役ではないので仕方がないけれど陰の部分も見たかったのが正直なところ。
いや、でも。ほんと、雑誌で見たより月代も違和感なかったし。
そしてこんだけ、視聴者それぞれのイメージで浸透しているであろう役を演じるのはプレッシャーだろうなーと。
知らない人に印象に残るほどの沖田かといえば何とも言えないけれど(笑)
時代劇は似合うなーと。


そんで、やっぱりマルちゃんの声好き♡
今回はたぶん、ちょっと意識して高めの声だった感じもあるし、
ナレーションとかもっとがっつりやってほしいなあ。

*1:新撰組

*2:結局…

*3:イチ視聴者的上目線ですみません