マリー・アントワネット


もうね、豪華なベルサイユ宮殿とレースとフリルとリボンでいっぱいのドレスと靴、そして可愛い可愛いお菓子。
乙女心を刺激されまくりでした。
「パンがなければケーキをたべればいいのに」って言ったのは嘘だった、的なコトしか知らない私みたいな何の知識もない人間から見ると、彼女は女の子の夢を体現してたって感じでした。
私的には映像だけで大満足。もう1回見たいくらい。
ガーリー好きはぜひ見てください!
あと、サントラは買います。


歴史とかっていう視点ではどうなのかわからないし、とにかくマリー・アントワネットだけを追った映画なので
彼女たちが贅沢に楽しく暮らしているとき、民衆達がどうしているかとはまったく描かれません。
それでも、政略結婚をして、たったひとり異国の地に嫁いできた10代の少女の心細さや
跡継ぎが生まれないという問題(ていうかセックスレス)、それに対する陰口や彼女の抱えるプレッシャーとか
そこからくる今で言う買い物依存症的な浪費、って感じでは描かれていたのかなあ…とは思います。
ま、かなり勝手な私の解釈ですけど。