ちょんまげぷりん

ようやく見に行きました。ネタバレ?してますよ。




そろそろ落ち着いたかしら、と思ったけどなんのなんので満員御礼。そりゃそうか、東では今日は舞台挨拶なんですもんね。上映25分前着で整理券はすでに立ち見間近な番号でした。年齢層も性別も意外と幅広くて、キャーキャーしたファンばっかりじゃなくてよかったなーと。キャーキャーしたファンとしては何か嬉しかったです。
映画は思わず笑っちゃったりちょっと泣きそうになったり。最後の方は亮ちゃん主演ってことを改めて感じたり、たくさん宣伝してる亮ちゃんを思い出して話の流れとは意味不明にほぼ半泣きでした(笑)原作と比べると色々はしょりつつ最後までテンポ良く見られて良かったです。正直亮ちゃんの侍としての所作はそれこそ「俳優なんです」って言われてああそうだね、って思えるくらいには弱いっちゃあ弱かったけど(現代社会で浮くほどではなかったよね)、それでもモノの受け取り方、お茶碗の持ち方、どれもとても丁寧で綺麗だったし、今回の話の中ではちょうどいいくらいだなーとも思った。あ、でもパティシエとしての動きの方は本当にすごかった(笑)いっぱい練習したんだろうなー。
私的には一番最初のスーパーの前に佇む亮ちゃんの表情がなんともいえず良かったです。目の前に広がる景色に訳が分からない理解できない不安そうな心細そうな、そういう安兵衛にキューンとなってしまいました。ともや殿とのやりとりも可愛くて可愛くて。熱出した子を負ぶさってあんな全力疾走できる安兵衛(転ばないか見てて不安になったw)、プリン食べてもらって嬉しそうだったり、コンテストで失敗しちゃったともやをしっかりフォローしたり、なんて素敵。そりゃあ、ひろこも頼りにしちゃうよね。
てか、ともさかさんと福ちゃんがすっごい良かったなー。見ててもらい泣きすること多々。安兵衛が仕事をするようになって、すれ違いが続いて、仕事をやめればって言われてしまって、また「いらない」って言うひろこは見ていて胸が痛かった。最後、トラックからともやを抱えた安兵衛が出て来て、また3人になるシーンは本当に胸がいっぱいに。
エンドロールも入れられなかったシーンやNGシーンも色々あってなかなかファン想い(違うかw)。でも、プリンの本が実は井上さんの本だったりとか、コンテストで井上さん見て深々お辞儀したり、そういう安兵衛っぽさや、パティシエのきっかけというか、プリンのシーンはもうちょっとあっても良かったような気もしたかなー。
はー、でも見終わって本当にふわっと、あたたかい気持ちになれて笑顔になれて、良かったです。


「33でござるか!」は思わず心の中で「そうでござるよ!」って答えちゃったよ(まだなってないけど)。
あ、あと、チンピラ役の人。めっちゃ見覚えあるけど誰だろうなー。弓削さんて人なんだけど、過去の出演情報見てもなんで知ってるのか分からなかった。