パッチコン感想

30日2部、31日1部を見てきましたー。公演中、公演後、今日と、ずーっとぐるぐるぐるぐると思っていたことを。パンフレットもようやく読んだ。私の感想です。そしてレポではないのにネタバレしてます。書きながら思いついたことも書いてるんでもうどうにもこうにもむちゃくちゃですけど。そんで長いー。まとまらないうちにこういうこと書くとこうなる。





パンフレットは公演を見てから読んでよかった。基本的には30日2部に思ったこと。
2公演見ながらずっとずっと感じていたのが、うまく表現ができないんだけれど関ジャニ∞が「関ジャニ∞」という個になってきたんだなあということ。色濃くなったというのか輪郭がよりはっきりしたというのか。例えばこれまでが「関ジャニ∞」という大きなくくりの中で7人がそれぞれひとつずつ核をもっている集合体だとしたら、「関ジャニ∞」にひとつの確かな核ができた感じというか。何かを考えるときに「関ジャニ∞として、関ジャニ∞なら」という視点が全員同じ方向を向いたというか。「俺は」ではなく。これまでも去年の長野で話し合ったことだとか、カウコンの挨拶とかでもヨコさんが言葉にして言っていたりしたかもしれないけど、彼らを見てその場で「関ジャニ∞」という個を感じたのは私は今回がはじめてだった。いまいち言葉に落とせていないけど、なんかそんな感覚でずーっと2公演見てました。(そしたらすばちゃんがパンフレットに書いてたよ。)それは、最後の挨拶にも感じたことで。初日2部ですばるが挨拶してて、あら今回はすばるなんだ、と思っていたら、31日の1部はヒナちゃん。それで、公演ごとに違うんだって気が付いた。全員で一言ずつでもなく、ヨコさんでもなく。全員が関ジャニ∞だっていう自信や思いや誇りやそういうことのあらわれなのかなあと思ったり。すばるの言葉もヒナちゃんの言葉もすごく素敵だった。


構成自体はもしかしたら好き嫌いがわかれるかも。ざっくり言うと、パッチコンとエイトコンの2部構成。前半は完全パッチワールド。モッズスーツの7人があの世界観で歌い踊る。笑顔、煽り、アドリブは基本無し(31日1部はそれでもだいぶエイトの雰囲気がやわらかかった。素の笑顔とかちょっとしたアドリブ的なこととか、楽しむ余裕みたいなのを感じた)まずここに感動すると同時に戸惑う。確かに超カッコいいんだけど、こんなにずっとカッコよくあり続けるエイトを見たことなくて見方が分からないっていう(笑)。初回は特に。で、幕間的にコント。ここのコントがこれまた猫騙しみたいっていうか、それまでパッチワールドでふわああってなってたのを急に現実に戻されるというか、目の前で手叩いて我にかえらされる感じ? あれ?終わったの?っていう。何が行われてるのか理解するのに時間がかかった(笑)で、ユニット〜シングルとどちらかというとこれまでのエイトコンに近い展開に。でも、このユニットもシングルメドレーも今までとひと味違って、驚くやら楽しいやら素晴らしかった。パッチの世界を魅せることに徹底した前半とこれまでのエイトコンをさらにブラッシュアップさせたような後半。これを上手くおさめるって相当考えた上での構成なんだよね。やるなー。



それともうひとつ感じたのがスタッフの存在。去年の年末から準備を進めてたっていうパッチの映像とアルバム。これはやっぱり大きかったんだろうね。このプロジェクト、当然主導はスタッフさんだったんだろうけど、スタッフさんの思いだったりエイトへの期待だったりをエイトも感じたんじゃないかな。パンフレットを読んでも、すばるやヒナの最後の挨拶でも、関ジャニ∞をスタッフを含めたチーム、っていうことを何度も伝えてくれて。ただ支えてくれてありがとう、ではなくて、一緒のチームとしてやっていく、っていうそういう彼らの気概も伝わってきた。


なんだろうね。ここまで積み上げてきたものを出してきた、そんな感じなのかなあ。積み上げている姿をファンもずっと見ていた部分と、積み上げていたことがエイトとして表現できるようになった部分と。そういう両方を実現したっていうか。エイトにとっても色々と挑戦だったと思うけど、できるっていう自信とやらないとっていう覚悟と関ジャニ∞としての自覚と、うまく合わさった上での今回って気がする。


うん。ハードルをさらに上げてきたよね。次の展開が、エイトがさらなる高みに登っていくのが楽しみで仕方がない。ユニットもねー次どうするんだろうねーとニヤニヤ。