歌姫

大倉、お疲れさまでした!
最終回はもう涙が止まらなくて。
今日もこれまでのお話編集していて、また泣いて。
いいドラマに出られて良かったね。

誰も悪くない、みんなツライ、悲しい、切ない、でもやっぱりあったかい。
誰にでも感情移入できてしまう。
そんなお話でした。


特に大倉はジェームスっていう本当にいい役をもらえたね。
太郎のことを慕って、太郎と鈴が大好きで一番に二人のことを考えて。
みんなが美和子さんの気持ちも考えられる大人だからこそ何も言えないなか
ジェームスの何があっても二人に幸せになって欲しい、っていう
真っ直ぐな気持ちは本当に胸にせまるものがありました。
自分ひとりでも二人を応援したい、そんな決意が見えて、それもまた切なくて。


最後、太郎に唯一秘密を打ち明けられた人間。
ジェームスはどんな思いでこの脚本を書いたんだろう。
決して振り向かない、振り向けなかった太郎ちゃんを必死で追いかける鈴。
そして、映画『歌姫』を見た鈴のことを考えると、また、涙が止まらなくなります。
どんな気持ちだったんだろう。


鈴に語りかける太郎ちゃんの演技も、もうすごくて。
目が違う。ああ、分かってるんだなーって、伝わってきてまた泣けて。
そして10年一人で頑張ってきて、
でも今の太郎の生活のことを考えてしまう美和子にもやっぱり泣けてしまって。
もう何もかもが切なくて、どうしようもなくて。
こんないいドラマ、なかなかないと思うよ。


DVDになってもっと大勢の人に見てもらえるといいね。
芸達者な方たちに囲まれていい刺激になったんじゃないかなー。
連ドラ、舞台と仕事に恵まれて、いっぱいいっぱい吸収してどんどん大きくなっていってほしいです。
本当にお疲れさまでした!